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こちらのコンテンツでは、かん子先生おすすめの本を一日一冊ずつ、ご紹介しています!
特に図書館司書の方は必見です!


かん子の本 : 赤木かん子の「今日の一冊 : 

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「母が作ってくれたすごろく」

母が作ってくれたすごろく

著:アネ=ルト ウェルトハイム
訳:長山さき

これは、ジャワ島での、日本軍捕虜収容所、で子ども時代を何年も過ごした、オランダ人の1人の女の子の実話です。
インドネシアを占領していたオランダに勝った日本は、オランダ人を収容所に入れたのです。
日本では、インドネシアにそんなとこがあったなんて話そのものが知られていない、と思います。
そうしてこの一冊がとてつもなく素晴らしいのは、私たちはこんなことをされた、あんなことをされた、という恨みではなく、これは日本がどうとか、オランダがどうとかいう問題ではない、という視点から書かれていることです。
彼女のお母さんはいいます。
「たとえ私たちが解放されたとしても、アヒルのエサを横取りするガチョウは後をたたないでしょう。私たちはそれに対してなにかをしなければならないのよ」
と……。
そうして、ここで見たすべてを描きとめておきなさい、外の人たちに伝えなくてはならないのだから……と……。

このお母さんは、凄いとしかいいようがありません。
この極限状態で、子どもたちに本を読んでやり、勉強道具を自作し、こういう教育を子どもたちにしていたのです。

こういうのを見ると、日本の戦争児童文学が書いてない部分がどこか、わかります。
そうしてまた、20年も、日本でこの本を出してくれる出版社が見つからなかった、ということにもため息がでます。

徳間書店の上村さん。
この本だしてくれてありがとう!

できるだけ売ります。

なので、小中高、の学校は、買い!
ね!

大型本: 55ページ
出版社: 徳間書店

2018/06/29 更新

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