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お知らせ : 【赤木かん子還暦おめでとう企画】 53 かん子さんが掘り出す魅力的な児童文学の世界
投稿日時: 2017-5-19 10:29:18

かん子さんが掘り出す魅力的な児童文学の世界   by 砂生絵里奈

残念ながら、かん子さんとはほとんど面識がありません。
20年前、鶴ヶ島市立中央図書館の開館時に洋書の児童書を買いつけに行ったとき、たまたまご一緒したことがあったのと、最近、かん子さん主催のポプラ社で開催したサイエンスカフェには参加しましたが、他にお会いしたことはありませんでした。

それでも、かん子さんの児童文学の書評や評論は若い頃からの愛読書でした。
なかでも最近一番活用させて頂いたのは
「今こそ読みたい児童文学100」 (ちくまプリマー新書 筑摩書房 2014年)です。
スター☆ガールというサークルでティーンズ文学の読書会をしていますが、もう160冊以上になっていて、テーマ本を選ぶのに毎回結構苦労するようになっていました。
この本で紹介されているのは、意外にもスター☆ガールで取りあげたことが無い本が多かったので、大活躍でした。

かん子さんが選ぶ本は、たいていの図書館にあるけれど、あまり読まれず閉架書庫に埋もれているような本で、読むと表紙で想像していたものとは全く違う、魅力のある世界が広がります。
私は
「マツの木の王子」(キャロル・ジェイムズ フェリシモ 1999年)
「野性に生きるもの」(ジョン・ドノバン 偕成社 1979年)
が特に心に残りました。

先日、かん子さんが出された「10分でできるアクティブラーニング」発注の取りまとめをすることになり、メールアドレスを伺って、初めてメールしました。
かん子さんがとても気さくなので、すっかり打ち解けて今回投稿することになりました。

かん子さん、還暦おめでとうございます!
これからもお世話になると思いますが、何卒よろしくお願いいたします。


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かん子のコメント

世の中はずっと同じ、変わらない……と思い込んでる人が児童文学の世界には多いように思う……。

なぜ?

そんなことあるわけないでしょが!!

世界は変わるし、子どもの世界がまっさきにいつだって変わっていくんだよっ……。

だって彼らは変わる前を知らないんだから……。

いまの子たちは、ほぼ商店街を知らない……。
たぶん、障子貼り、見たことない。
ダイヤル式の電話は知らない……というか、ヒモがついてる(といわれたことがある)電話は知らない。
いまの子は、会社の電話が鳴っても出ない。
スマホでは、誰だかわからない人から電話が来たら出ないのがルールだからだ。

スマホがなかった時代は思い出せない……。
映画は自分のパソコンに落として、好きなときに一人だけで見るものだ。

児童文学は、児童文学、という形式と一定のルールに従って書かれる小説にすぎない。
ミステリーと同じように……。
別に子どもが読まなくてもかまわないでしょうが……。

読みたい人が読みたいように読めばいいだけの話だ。
そうして古い本になればなるほど、読みこなすには訓練がいる。

江戸の草双紙をすらすら読める人はそう、いないでしょーが……。
あれは、それなりの訓練を受けないと、大人でも読めない……。

いまの子にとって、ラインもスマホもネットもでてこない話はもう古典だ。
古典を読むには同じように訓練がいる。
もし、どうしても読んでもらいたいと思うのなら、それなりの訓練をほどこしてから、にしてもらわないと読めませんよ。

というわけで、あの本は、往年の児童文学ファンのために書いたものだ。

日本、という事情のなかで(日本人の好みは結構特殊ですよ?)有名にならずに埋もれてしまった本に、光を当ててやりたかったし、読んだ人は幸福な時間を過ごせる……。

「野生に生きるもの」
良かったでしょう?

私の意図通りに本を使ってくれてありがとう……。

本は読みたい人が読みたいように読めばいいのだ……。

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