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お知らせ

投稿日時: 2017-5-22 11:49:09

今回ご紹介するのは少女漫画雑誌 「りぼん」で連載されていた「おもいで金平糖 」(持田あき)のなかの“不良少女”というお話です。
一粒口にいれるとタイムスリップしてしまう不思議な金平糖を狂言回しに展開される1話完結のシリーズで、この話は3巻に入っています。

第5回で紹介した映画「リリーのすべて」はMtF(Male to Femaleの略……、男性から女性)でしたが、今回は逆のFtMの子が出てきます……。

主人公の少年、蛍のクラスメイトである花里は女の子として生まれた男の子でした。
花里の
「私の心の中には男の子がいて、でも、今まで何度親に言っても、髪を伸ばせとか、リボンまでつけられる有り様でわかってくれない……で、 ばれそうになるたび、転校させられて」
「……早く大人になって、誰も花里を知らない場所に行きたい」
という言葉に、蛍は何も言えず、そのまま花里は転校することになってしまいます。
「君が誰にも言えなかった寂しさを僕が代わってあげられたら……」
そう思っていたのに…。

そして転校前、二人は思い出の銅像の前でもう一度会うことになります。
その銅像は「心友」という題名で、蛍と花里にどこか似ていました。
銅像の前で話しながら金平糖を食べたとき、突然二人は大正時代にタイムスリップしてしまいます。

その時に二人はバラバラになってしまい、蛍は自分と瓜二つの少女「かずら」と花里にそっくりな少女「雛菊」と出会います。
かずらと雛菊は恋人同士でした。
女同士であること、雛菊が華族令嬢であり身分違いの恋であることから駆け落ちの計画を立てているところに
「かずらと瓜二つな少年」蛍が現れたのです。
蛍は二人の計画を手伝いながら、花里を探します。

この駆け落ち事件の結末は、ネタばらしになってしまうので、実際に読んでみてください。

タイムスリップを終えて現代に帰ってきた二人は銅像をみて、題名が「心友」であることの意味を考えます。
銅像は、かずらと雛菊をモデルにしたものだったのです。
「男も女もなくて
恋も愛も超えた関係」
それが”心友”なのだと、二人は思います。

そして花里は決意します。
「新しい場所で、今度こそ自分を隠さないで頑張る」とーー。

この漫画は友だちに教えてもらったのですが、初めて読んだときは泣いてしまいました。
その理由の1つが、花里のカミングアウト(自分のセクシャリティ等を打ち明けること)を蛍が否定せず、最後には良き理解者となってくれたこと……。
これは当事者からすると、とても嬉しいことなのです。
カミングアウトはとても勇気のいることで、否定されると大きなショックを受けます。
カミングアウトする、ということは、相手をかなり信頼した、ということですから、そういう相手に否定された=受け入れてもらえなかったとなると、そういう自分はダメなんだ……という自己否定へいつてしまいがちになるからです。

だからせめて、受け入れられなくても否定だけはしないでください。
蛍の花里に対する対応や気持ちはとても優しい……。

2つ目は、自分を隠して生きていた花里が自分を隠さないで生きると決めたこと……。
これは自分を肯定しないとできないことで、そう花里に思わせてくれたのは間違いなく蛍でした。
僕には
「蛍に受け入れてもらい、花里は自信を持てた」
ように見えました。
身体の性でなく心の性に合わせて生きていくには大きな覚悟が必要になります。
自分の経験からいっても、本当の自分を否定されたり、いろいろな場面でつまずくだろうということは簡単に想像できます……。
それでも自分らしく生きていくことを決意した花里の姿に心を打たれました。

「かずらと雛菊の恋」
も泣けるポイントの1つです。

いかにも少女漫画した少女漫画の短編集ということで購入のハードルは下がるかな?と思います。

LGBTQについてちょっとだけ知ってほしい人に読んでもらったりするのにもいいかもしれません。

「家族にカミングアウトしたいけど、LGBTQについてどう思ってるのか知ってからにしたい…」
なんてときに、リビングにそっと置いてみたりもできます。

学校の図書館にも、かわいらしい絵柄なので置きやすいと思います。

ぜひ読んでみてください!



投稿日時: 2017-5-22 11:47:28

草間やよい展だって






投稿日時: 2017-5-22 11:45:50

今日の美味しいもの

お久しぶりの今夜の美味しいものは、タラのおろしなべ、とアボカドとキーウィーとキュウリの和え物です。キーウィとアボカド、美味しい……。
ダイエットご飯……、続いています……。



2017年05月21日


投稿日時: 2017-5-22 11:34:29

ぐりとぐらが書いた本   by 元M市図書館司書 K

 8年前、勤務していた図書館の中央館児童室主担当になりました。
当時、絵本は出版社のあいうえお順に並んでおり、職員も使いにくいし、利用者からの苦情も絶えませんでした。
 そこで、配架方法を変えようと思い、休日にはあちこちの図書館の絵本コーナーを見て歩いて研究しました。
 しかし、配架方法の変更は大仕事になるので、消極的な職員が多く、どうやってこのプロジェクトを進めて行こうか悩んでいました。
 ちょうどその時、車で40分位で行かれる町立図書館で、かん子さんの改装ワークショップが行われる、という情報が入りました。
なにかヒントになるのではと参加し、休憩時間に思い切って、かん子さんに配架の相談をしました。
「タイトル順。小さい子どもは『ぐりとぐら』は“ぐりとぐらのほん”といって探すよ。山脇百合子じゃなくて……。」
 これを聞いてハッとしました。私はいったい誰のために絵本の並べ替えをしようとしているのか。
 迷っていた心が決まりました。職員の都合ではなく、すべては子どもたちのために。
 ぐりとぐらの話はわかりやすく説得力があり、プラス
「と、かん子さんが言っていたよ」
の一言で、無事全館タイトル順に変更することができました。
 結果は、とても使いやすくなり、利用者からも好評でした。

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投稿日時: 2017-5-19 10:40:58

今週から金曜日には子どもたちが歌う歌の紹介をすることにしました。
人類が文字を考え出して以来、この五千年間、文学史上に残る子どもの書き手はたった一人だけ……。
それも一冊……。
(だったと思う……。あぁ、ブロンテ兄妹以外ね。でもあの人たちも子どものときに書いた訳じゃないしねぇ。)
文章は16歳にならないと他者に伝わるように作れないのです。
なのに音楽業界ときたら……。
歌も楽器も13歳以下のミュージシャンなんて何千人もいる……。
それも凄いのが……。
いったい、小説と音楽はどこが違うのか、といつも思いますが現実そうなんだから仕方ない……。

でもってね。
音楽には人を解放し、癒す力があります……。
壮大な景色と同じように、いい音楽の響き、振動は人を高揚させ、高みに連れていき、解放させる力がある……。
だからくたくたになった週の終わりに、子どもたちのいい音楽を聞いて、はぁ、どーでもよくなったわ……、と楽になるのもいいんじゃないかと思ったのさ。

というわけで、まず、一回目は、いまヨーロッパでとても人気になっている子どものテレビ番組……ヴォイスキッズから……。

ネットで
“ヴォイスキッズ Tim P”
っていれたらブロンドのツンツン頭の男の子が見つかるはず……。
6分、てほう見てね。

彼が歌ったのは2013年で、これはまた二回目に説明いたしますが、この年まではまだみんな甘いところが残ってます。
だから、彼の歌もあちこち小さい傷がないわけじゃないけど、そんなの吹き飛ばすくらい凄い……。
始め、ちょい低温で苦しそうに歌い出すんだけど音程はしっかりあっています。
で、もうその声きいただけでお客さんも騒ぎ出すし、審査員もこいつはいけるぞ、とわかった……。
で、みんな、この歌を知ってて、このあと後半のサビがどうなるのかもわかってる……。
だから、もう全員でわくわくしながら待つんだよねぇ。
で、後半、素晴らしいです。
空を自由に滑空しているような興奮と、のびやかさにあうと、うわおっ!
疲れなんか吹き飛ぶよ。

オリジナルより私はティムのほうがずっと好きだ。

あ、この番組、ブラインドオーディションといって、審査員は最初観客席の方向いてます。
つまり、見た目のよさとか人種とかで差別されないように、本当に歌だけで勝負、するようになってるの。

審査員ひとりでもボタン押して振り向いたら合格。
一人辺り何人まで押せるか決まってるからもう目一杯押しちゃってるともう押せない。

で、複数振り向いたら、子どもたちのほうが誰を選ぶか決められるようになってます。
その審査員のチームに入って次の勝負をするわけ。

ティムの6分バージョンを見るとそれがわかります。

ではどうぞ、楽しんでください。

2017-5-19


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